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小輔は夜に寝る

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三話

三話

「……ここでお別れ。セリア、杖を」
「王の形見を、こんな奴に?」
「彼は父の最後の頼みを聞いた。……ならば、これは契約と見なせる。彼は父が残した杖を受け取る権利がある」
 嫌そうに眉をひそめる青毛に、王子は静かに応じた。
「ですが」
「……国は滅びた。けれど、だからと言って、礼儀を忘れていいという話にはならない」
「はいはい。分かりましたよ」
 青毛は今度ばかりは不満そうな表情を隠すことなく、俺に爺さんから受け取った杖を手渡した。
「……これは貴方のものだ。好きなようにするといい」
 王子は杖を受け取った俺に、無表情なまま告げた。
「滅びた国の宮廷魔導師に知力の限りを尽くして作成を命じた魔杖。……魔導に触れたことがない貴方でも、簡単な魔法を使うことができるようになる。金に困ったのなら……売ったとしても、それは自由だ」
「王子、それは流石に……」
 青毛が勘弁ならないとばかりに口をはさむが、王子は首を横に振った。
「セリア。……国は滅びてしまっている」
 青毛は黙り込んだ。
 王子は俺に視線を合わせた。
「ともかく貴方は、決してもう北へは向かわないように」
 そして背を向ける。
 王子は別離の情も見せることなく、俺から離れていった。青毛もそれに続いていく。
 俺は一人残された。
 今いる場所は、王子たちと出会った場所から、最も近い国の首都になる。
 王子はどうやらこれから、亡国の王子としてこの国の王に助成を頼みに行くらしい。
 もちろん危ないことに関係したくない俺は、ここで王子と離れることを選択した。
 勇者とか魔王とか、糞くらえである。
 

 さて、結局知らない世界に一人迷い込んでしまった俺だが、ある程度のことは解ってきた。
 この世界は典型的な剣と魔法が溢れるファンタジー。
 そして魔王と呼ばれる存在が北の極寒地帯からモンスター達を派遣し、人類を殲滅しようとしていること。
 魔王領と接していた北の大国、オドワーズ王国が、四年間の抵抗の末、先日魔王の攻撃によって陥落したこと。
 そしてオドワーズ王国の国王が、最後の博打で俺を召喚し、勇者の遺物とやらの適格者などというものにしてくれたということ。
 その設定全てが、これでもかとファンタジーしていた。
 あんまりテンプレートなので半笑いしかできない。
 で、当面の問題は生活資金であるが、青毛とは違って気前の良い王子が、伝言を伝えたお駄賃をくれたので、少しの間は宿にも泊まれる。
 だがいずれは底をつくだろう。
 早急に職を手に入れなければならない。
 そこで役に立ちそうなのは高値で売れそうな杖と、そして勇者の力とやらだった。
 杖は本当に困ったら売り飛ばすにして、勇者の力はうまく活用できれば色々できそうだ。
 追剥ぎ強盗、賞金稼ぎ。その活用方法の広さに夢が広がるばかりだ。
 あの後こっそりと調べてみたが、この力について少しばかり理解が深まった。
 実働時間は約二時間である。
 始動キーを口にすれば変身できる。
 逆に変身時に始動キーを唱えれば変身を解除でき、余った時間は、後で使用することができる。
 変身した状態は非常に硬い。どんな攻撃を受けても傷一つつきそうにない。
 どうやら変身した時は、皮膚の上に黒い蟹の外骨格のようなものが乗っかっているらしい。しかも自分の意識で着脱可能。
 普段は爺さんからもらった杖を振っても小さな炎しか出てこないが、変身時に杖を振ると、ほとんど災害クラスの炎が生まれる。
 などなど、この力がべらぼーであるという事実ばかりが判明する。
 俺はこの力を使ってなるべく合法的に、この世界で生活することを決めた。
 

 そして二か月ほど時間が経過した。俺は無事に定住に成功していた。
 この世界には危険な場所に生息する貴重な動植物などが多々あるので、それを勇者の力を使って採取したり、盗賊団を壊滅させてお宝を奪取したりと俺はやりたい放題である。
 もちろん魔族とか危うい方面にはノータッチ。
 順調に俺は身の回りを快適空間に変えていくのだった。
 住居は借家を入手し、この前、奴隷を購入した。
 この世界は倫理観が日本とは異なっているらしく、平気で人間を売買する。
 そして俺は家の掃除や洗濯がめんどくさい。
 奴隷買ってどうにかなるなら、そうするというものだ。
 購入したのはもちろん若い女の子であり、夜の世話込。
 勝手にこの世界に呼び出されたのだから、俺は俺で好き勝手させてもらうつもりだった。
「……あー、生き返る」
 自分の家の中で全裸。股間に購入した奴隷、レイラをむしゃぶりつかせながら、俺は今の生活を楽しんでいた。
 身長で百四十と少ししかないロリ体型の女の子に合法的にこんなことをさせられるのは、この世界の素晴らしいところだと思う。
 レイラは肩まで伸ばした金髪を揺らしながら、丁寧に俺のモノをしゃぶっていた。
 頬をすぼめながら、ゆっくりと顔を上下させる。
 じゅぷじゅぷと唾液をたっぷりと塗りつけさせた亀頭と舌が絡まって、何ともいえず、気持ちがいい。
 レイラは俺が購入した時から、こういった技術を持っていた。素晴しい。
 やがて体から力を抜いていた俺は、抑えがたい高ぶりを感じて腰を震わせた。
 びくんとペニスが跳ねて射精する寸前、レイラの頭をつかんで固定する。びゅるびゅると、勢いよくレイラの口の中に俺の精子が発射された。
 レイラは呼吸しにくそうに顔をしかめたが、全部受け入れる。
 ごくりと精液を飲み干す音が聞こえた。
 その後も、口の中を突くそれから、レイラは最後の一滴まで絞りつくすように舌を這わせた。
 どうやら奴隷としては、射精し終った後の世話までするのが当然であるらしい。
 俺はレイラの口の中で、自分の一物が隅から隅まで、それこそ尿道にいたるまで舐めまわされるのを待った。
 均整のとれた小顔。ともすれば子猫にも見える横顔が、丹念に射精後のペニスをしゃぶる姿はエロチックだった。
 そのせいか、俺の物の固さはまだ保たれたままだ。
 そして最後の掃除も終わり、レイラはちゅぽんと俺の剛直を口から出した。
「マスター、続きは如何なされます?」
 レイラは嫌な顔一つせずに、伺いを立てる。
 本当にできた奴隷だった。だから今度は、腰でと短く告げる。
 それだけでレイラは服を着たまま下着を脱いだ。
 下半身をあらわにすると、椅子に座る俺の腰にまたがるように移動する。
 そしてためらいなく、半勃ちの一物を膣で飲み込んだ。
 既に濡れた柔らかい肉襞が、俺の物を包み込む。
 レイラは何も言わずとも、腰を動かした。絶妙のグラインドで、俺に射精を促そうとする。
 俺はその快楽に耐える必要さえない。
 これは愛のあるセックスなどではないのだ。奴隷の体を使用したオナニーにすぎないのだから。
 小さな膣に誘われて、そのまま俺は二度目の射精をした。
 一度目よりも勢いが弱く、びゅくっと精子を吐きだす。今度はレイラの子宮の中に。
 何度も膣内で跳ねる俺の男根から精子をぎゅっぎゅっと絞り取った後で、レイラは俺の腰の上からどいた。
 二度目の射精を終えれば、俺のペニスも力尽きたのか、ぐにゃりとしおれて曲がる。
 レイラは再び膝をついて、俺の剛直を舌で舐めまわして奇麗にした。
「下がっていいよ。もう寝ろ」
「分かりました。お休みなさいませ、マスター」
 下着を身につけなおした後に、レイラは一礼して、そのまま部屋を退室した。
 俺はその後ろ姿を眺めながら思う。
 本当に良い買い物だったと。
 レイラという奴隷は、奴隷市場では可もなく不可もない普通のメイドだった。
 見た目はいいのだが、媚びが足りない。無表情で、どこか愛想が足りなかったために高値はついていなかった。
 なぜ俺がそんなレイラを買ったかというと、ただの気まぐれだ。
 目についたから買った。それだけにしかすぎない。
 そして購入した当初は、予想どおりにそこまで良い買い物とは思えなかった。
 性的な奉仕を命じても、どこか味気ないし、仕事も丁寧だが命じられたことしかしない。典型的な奴隷だった。
 だが、そんなレイラが変わったのはある雑談を終えた後になる。
 その日、山賊団を壊滅させてお宝をがめてきた俺は気分が良かった。
 だから換金して得た金を数えながら、無表情なレイラの前で冗談交じりに尋ねた。
「そうだ。何か欲しいものがあったら言ってみろ。今なら余裕があるから買ってやってもいい」
「……何でもよろしいのでしょうか」
 レイラは俺の言葉に反応した。いつもなら、無言で首を横に振るぐらいのものだろうに。
 大金を持つ俺を前にして、レイラは俺の呼びかけに反応したのだ。
 それはレイラを購入してから、初めてのことだった。
 それまでのレイラはいつも機械的な受け答えしかしなかったのだから。
「へえ、何が欲しい?」
「――姉を買ってやってください。このままでは殺されてしまいます」
 聞けば、レイラは姉妹で奴隷商人に売られた口であるらしい。
 そしてレイラの姉は奴隷商人の暴行からレイラを庇い、右足に障害が残る怪我を負ってしまったということ。
 障害の残る奴隷というのは致命的である。
 何せ雑用を命じることができない。それどころか、世話をするために人員が必要にすらなる。
 それでは奴隷として本末転倒でしかない。
 買い手がつくわけがなかった。
 かろうじて見た目がいいということで、まだ奴隷商人のリストには残っているが、このまま誰の目にも止まらなければ、口減らしにあうことは確実だろう。
 レイラは俺に初めて悲しげな、つらそうな表情を見せて、自分の過去を語った。
 対する俺は、これまで機械のようだった女が、人並みの感情を見せたことになぜか面白みを感じていた。
 もしかしたら軽く笑っていたかもしれない。
「いいよ。分かった。ただ、この家の借入金の残りを支払わないといけないから、後でいいか?」
「……本当によろしいのですか? 姉の値は、私と同程度になると思いますが」
 この時代、奴隷の値段は借家を手に入れるよりも、よほど高かった。
 レイラの驚きも当然だろう。
「いいさ。ただし、その姉の面倒はお前が見ろよ」
 レイラはまた眼を見開かせた。よほど驚いたらしい。
 機械じみた女の表情の変化がおかしくて俺は大いに笑った。
 そして次の日に俺はレイラを伴って、レイラの姉、アリーシェの購入予約を取りに行ったのだった。
 契約を終えて手付金を払うまで、レイラはずっと驚いていた。それが俺はおかしかった。
 そして、このアリーシェの身請けをしたことでレイラはその日から態度を変えて忠実な俺の奴隷となったのだった。
 何せ購入された奴隷の身分であるために、二度と姉と会えないと思っていたところで、主が気まぐれで姉を購入したのだ。
 障害が残る、いつ捨てられてもおかしくない姉を。
 妹としては何とかして、この現状を維持したいと思うだろう。
 そうなれば主である俺に尽くそうというものだった。
 これまでは指示されるまで動かなかったレイラは、がらりと対応を変えて俺が何かを命じる前に動く、勤勉さを見せ始めた。
 当然、奉仕においてもこれまで以上の熱の入れようである。
 男としては気持ちよければ、いうことはない。
 俺はその変化を肯定的に受け止めた。
「……ふあーあ」
 出すもの出したら眠くなったので、俺はベッドに横になって眠ることにする。
 ただ今日は人肌が恋しかったので、自分の部屋では眠らない。先ほどレイラを使ったので、アリーシェの部屋へと移る。
 アリーシェの部屋には明かりが灯っていた。
「あ、ご主人様。何かご用でしょうか」
 どうやら本でも読んでいたらしい。欲しそうにしていたので、この前俺が買い与えたものだ。
 アリーシェは不自由な身で立ち上がるために杖を手にする。
「眠い。今日は寂しい。一緒に寝ろ」
「はい。分かりました」
 ぱたんと読んでいた本を閉じて、素直にアリーシェは応じた。明かりを消す。
 俺は面倒だったので、立ち上がろうとするアリーシェを持ち上げて、そのままベッドへと寝かせた。
 そして俺も続く。布団に包りながら、か細いアリーシェの体を抱きしめる。そして、妹よりも大きく育った胸に顔をうずめた。
 最近の俺は良く、こうしてアリーシェのベッドに潜り込むのが日課になっていた。
 特にセックスを求めているわけではない。
 純粋に眠る時に、誰かが近くにいると落ち着くからだ。
 それはレイラであっても構わないし、アリーシェであっても同様だ。
 肉付きの観点でアリーシェのほうが多いのだが。
「今日も頭をお撫でしたほうがよろしいのでしょうか」
「そうしろ」
 俺は優しい手つきでアリーシェに頭をなでられながら、そのまま眠りについた。
 他人の体温が傍にあるだけで、ぐっすりと眠れることを不思議に思いながら。
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  1. 2008/01/14(月) 21:34:15|
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